四畳半の宇宙

2005年7月22日 音楽
皆様が前夜祭で盛りあがっている中恐縮ですが(笑
『Link』と一緒に『プラネタリウム』も購入。
その感想なぞ。

曲の始まりは、手作りプラネタリウムに光が入った瞬間?

部屋を暗くして、目を閉じてこの曲聴いてるとまるで、
星がたくさん落ちていく景色が見えるみたい。

「やめとけばよかった〜」のギターがとても切ない。
この人はきっと、いろんな《光》を探してそれを手に入れたいのに
触れることができるくらいの《光》はいらないんだろうなって思った。
ないものねだりの、もがきが生み出す切なさがこのメロディに凝縮されてる感じ。

サンプリング入ってるみたいでちょっと意外かも?
比べるもんでもないけど、聴き方の例としてラルクを挙げると、

L’=色んな音が鳴ってる中の、1つのパートに集中した音探し遊び
BUMP=ストレートな音を辿りながら、詞から情景想像遊び

っていう聴き方してたので、今回のはちょっと違う聴き方しようかな。

四畳半から広がる無限の世界を、全然違う環境で
曲を聴いた人にも思い描かせてしまう手腕に感服。

でも。
実はc/wの『銀河鉄道』の方が心に響いたり。
きっと、新幹線で移動してるときに思いついたのかな?っていう詞
だけど、生きている街から遠ざかる光景が本の『銀河鉄道の夜』に重なって涙が出た。

生きている街に帰れたジョバンニと、
帰ることができなかったカムパネルラ。
昔、片山愁さんっていう漫画家が『銀河鉄道の夜』を描いてたんだけど
それを思い出した。

「自転車を漕いで手を振る人」って『車輪の唄』の子かな?

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